|
「アンドルー・ワイルの本に載ってたアレね。」と思われた方も居られるかもしれません。一体どんな施術なんでしょうか。
まず、術者はクライアントの頭にそっと手を当てます(本当に触れるか触れないかくらいの力で)。そして精神を集中してクライアントの頭蓋骨がゆっくり膨張と収縮を繰り返しているのを感じ取ります。これは頭蓋骨と脊椎の内側を満たす脳脊髄液が循環しているリズムです。健康な人、どこか体調のよくない人(特にストレスが原因での症状を持っておられる人)で、このリズムは異なります。ストレスを感じている人は常に敵と戦っているのと同じ状態にいます。
生命をかけた戦闘の最中に「目の奥がしんどい」とか「肩が凝った」とか言ってはいられません。そんなわけで、ストレス性の頭痛や肩こり(その他、腰痛ほかもろもろの症状)は普通にマッサージしても薬を飲んでも治りにくいです。でも、頭蓋骨矯正の手技で(一般の骨格矯正のように強い力を用いることはありませんので全く苦痛を伴いません)、脳脊髄液のリズムを戦闘モードからリラックスモードに導いてゆくと、ストレスで凝り固まった心身が序々にゆるんできます。戦闘モードが解除されることにより、自然治癒力が働き始めるからです。施術中はイヤなことも、しんどさも何も感じない“無”の状態になられる方が多いです。
瞑想中の感覚に似てる、と教えて下さったクライアントも居られます。そしてその結果、症状は自然に改善してゆくようです。「自然治癒力を高める」ことが本療法の目的なので適応症を挙げるのは難しいですが、頭痛や肩こり腰痛の他、何となく全身がだるいとか眠れないといった症状(不定愁訴)、めまいや顎関節症などが主なところでしょうか。提携先のクリニックの医師の指導監督のもと、サルコイドーシスや脊椎骨増殖症といった難病のクライアントに施術を行うこともあります。
|